BLOG No. 95
派遣社員の時給って平均いくら?業種ごとの平均時給を比較

派遣で仕事を探すとき「時給」が気になるところです。時給は業種や地域によっても、大きく変わわります。
今回は、派遣の平均時給を「地域」「業種」によってまとめたデータを紹介していきます。
なお、この記事で紹介しているデータは「派遣スタッフ募集時平均時給調査(2019年12月度)」(ジョブズリサーチセンターまとめ)を引用させていただいております。
詳細なデータについては、2019年12月度の「派遣スタッフ募集時平均時給調査」をご参照ください。
三大都市圏における派遣の平均時給
三大都市圏(関東・東海・関西)における平均時給は「1,630円」となっていて、中でも関東だけが突出しています。これは、募集案件が多いことも影響していると思います。
【三大都市圏の平均時給】
- 関東:1,689円
- 東海:1,455円
- 関西:1,516円
【エリア区分】
- 関東:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県
- 東海:愛知県、三重県、岐阜県、静岡県
- 関西:大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県
業種ごとの派遣の平均時給
それでは主な「業種ごと」の平均時給を見ていきましょう。
【オフィスワーク系】
- 関東:1,591円
- 東海:1,349円
- 関西:1,371円
【営業・販売・サービス系】
- 関東:1,445円
- 東海:1,311円
- 関西:1,497円
【IT・技術系】
- 関東:2,201円
- 東海:1,937円
- 関西:1,918円
【クリエイティブ系】
- 関東:1,862円
- 東海:1,491円
- 関西:1,525円
【医療介護・教育系】
- 関東:1,545円
- 東海:1,312円
- 関西:1,312円
プログラマー、エンジニアなどの「IT・技術系」は、突出して平均時給が高くなっていて、昨今の人手不足が影響しているようです。
この分野は今後もますます増加していく傾向なので、高時給を得たいなら狙い目の業種ですね!
時給アップを狙うには
軽作業系やデータ入力など、未経験者でもできる仕事では、高い時給を望むことは難しいかもしれません。
労働環境が厳しいとか、繁忙期で残業があるなど、一定の条件が揃わないと「時給はやや低め」に設定されていることが多いです。
一方で、IT系、Web系の仕事では、専門的な知識やスキル、経験が活かせるので、時給は高めに設定されています(未経験者を募集している企業もあります)。
どのような業種に応募するにしても、専門の資格を持っていれば「客観的」にスキルを証明できるので、選考では有利になることは間違いないです。
派遣会社に登録しておいて、どのような資格が「選考に有利なのか」ということも、事前に聞いておくといいかもしれません。
個人で資格取得を目指すよりも、派遣会社の「資格取得支援制度」を利用した方が、金銭的にもメリットになることが多いので、問い合わせてみましょう!