BLOG No. 83
派遣でよくあるパソコンを使った入力の仕事内容とは?
パソコンを使った仕事に「データ入力」という募集をよく見かけます。
派遣のパートやアルバイトが行うデータ入力という作業は、どのような仕事内容なのか。
今回は、データ入力の仕事内容と注意点に焦点を当てて。お伝えしていきます。
顧客情報などのデータ入力
会社に関わる「顧客のデータ」を入力していきます。顧客といっても個人だけでなく、取引先の会社だったりもします。
顧客管理としてデータを使うので、顧客情報だけではなく契約内容も入力していきます。
【作業上のポイント】
- ワードやエクセルを使う
- 入力ミスに注意する
- ビジネス文書の知識があると楽になる
ワードやエクセルを使う
データ入力には必須のソフトです。
文字だけの入力であれば「Word(ワード)」を使い、表や数式を使って入力するときは「Excel(エクセル)」を利用します。
どちらも簡単に扱えるソフトなので、初心者でも問題ありません。
入力ミスに注意する
入力したデータは、企業のデータベースに保管されます。
顧客データを取り出すときは、名前・住所・生年月日などから検索するので、入力ミスは許されません。
スピードも大切ですが「正確性」はもっとも重要視されるポイントです。
ビジネス文書の知識があると楽になる
入力方法はそれぞれの会社で決められているので、とくに知識がなくても心配はありません。
ただ、一般的なビジネス文書の知識があれば、最初から楽に作業をすることができます。
基本は会社で決められている型ですから、忠実に従って作業をしていきましょう。
売り上げや経費などのデータ入力
エクセル(Excel)を使って「売り上げ」や「経費」などの数字を、決められた場所に入力していく作業です。
少しの勉強と慣れが必要ですが、特別に難しいわけではありません。ちなみに、簿記の知識があると、比較的作業はしやすいです。
売り上げや経費は、会社にとって重要なデータなので、入力ミスがあると様々なトラブルに発展する可能性があります。
桁を1つ間違えるだけでも、重大なミスになりかねません。こちらも「正確性」が最重要視される作業です。
会議などの文字起こし
会議やセミナーの音声を、文字にして入力していく作業です。
録音が許可されているときは、後から入力することができます。録音ができないときは、その場で入力しなければなりません。
基本的には、録音されたデータを渡されるので、それを聞きながら入力していく形になります。要点をまとめるだけのこともあれば、一語一句を正確に文字起こしをすることもあります。
この作業は、どちらかというと「スピードが重視」される場合が多いです。
データ入力の仕事で注意すること
データ入力をするときに注意する点を、3つ挙げておきます。
【データ入力で注意する点】
- 誤字脱字がないか
- 数字が間違ってないか
- 正しい日本語になっているか
誤字脱字
データ入力の作業で一番多いのが「誤字脱字」です。
とくに変換ミスをしてしまうと、文章の意味が変わってしまうため、とても注意が必要です。
数字(数値)
表計算ソフトを使うことが多いので、計算ミスをすることはありません。
しかし、入力した数字に誤りがあれば、全ての数値が台無しになります。桁を間違えるミスは、よく起こるので注意しましょう。
正しい言葉
文章を入力するときには、敬語や仮名遣いに注意が必要です。
ビジネス文書ですから、話し言葉(口語)で表現するのはご法度なので、気をつけてください。