BLOG No. 63
派遣から正社員へステップアップする方法を教えます!
派遣社員として働きながら、正社員になる方法を「2つ」紹介します。いずれ正社員として働きたいと考えているなら、知っておくと得するはずです。
どちらの方法も、いずれは正社員として働きたいという意思を、あらかじめ派遣会社に伝えておくことが大切です。
派遣社員から正社員になる方法
「紹介予定派遣」「正社員登用を目指す」この2つが、派遣社員から正社員になる方法です。
- 紹介予定派遣:派遣社員として一定期間働いて、派遣先の会社に雇用してもらう
- 正社員として登用:派遣社員として能力をアピールして、正社員に登用してもらう
派遣社員から正社員になれる道は、以上の2つがメインとなります。それでは、もう少し詳しく解説していきます。
紹介予定派遣
紹介予定派遣の制度を利用するには、まず派遣会社への登録が必要です。派遣会社へ登録したら「紹介予定派遣の仕事」を希望していると伝えましょう。
派遣会社への登録方法については「派遣の登録会とは?仕事に応募したら登録説明会に行こう!」を参考にしてください。
- 派遣会社の登録会へ参加
- 仕事を紹介される
- 派遣先へ仕事をスタート
- 正社員として採用の可否を判断
- 正社員となる
一般的には上記のような流れになります。
紹介予定派遣を利用して仕事をするときは、まずは派遣社員として働きます(最長期間は6ヶ月間)。
一定の派遣期間が終わると同時に、派遣会社から「派遣先」と「本人」に直接雇用の意思確認をします。そして、双方が合意すれば、派遣先の正社員として就業することになります。
この紹介予定派遣というのは、いわゆる「お試し期間」ということになります。派遣先だけでなく、働く本人にとっても「お試し」ができる期間です。
派遣先の会社で働いてみて、想像と違うと感じたら、もちろん断ることもできます。
紹介予定派遣でのメリット
紹介予定派遣の制度を利用するメリットの1つは、派遣先の仕事内容や雰囲気を、正社員になる前にあらかじめ知っておくことができる点です。
さらに、給料や福利厚生など、派遣先に聞きにくいことでも、派遣会社に問い合わせれば教えてもらえます。
いきなり正社員になるのが不安であれば、この「紹介予定派遣」を利用するといいですよ!
参考までに、厚生労働省のデータによると、紹介予定派遣から正社員に結びついた割合は「約3割」になっています。紹介予定派遣から直接雇用(契約社員含む)されたのは、なんと「約6割」にもなります。
正社員登用を目指すのは「狭き門」
すでに派遣社員として働いているのなら、派遣先の正社員へ正式登用してもらう手段もあります。ただし「狭き門」ですから超難関です。
派遣先の会社からすれば、正社員として雇うよりも、派遣会社と契約してスタッフを派遣してもらうほうが、リスクもコストも低くなるからです。
派遣先の会社でどうしても正社員として働きたいのであれば、まずは派遣会社に相談して、派遣先の会社でそういった事例があるのか調べてもらいましょう。
最も大切なのは、派遣先の会社にとって必要だと思ってもらえることです。スキルはもちろんですし、周囲との人間関係なども良好にしておきましょう。