BLOG No. 59
40代で派遣から正社員になるのは無謀か?厳しい現実ばかりではない!

40代に突入すると、派遣社員であろうが、正社員であろうが、仕事で求められることも変わってきます。派遣から正社員を目指すのなら、ある程度の戦略が必要になってきます。
「紹介予定派遣」「正社員登用制度」「無期雇用派遣」という制度を利用して、正社員を目指していくことがポイントです。
紹介予定派遣の仕事をする
派遣で募集している仕事の中には「紹介予定派遣」というものがあります。これは、派遣として一定期間(3~6ヶ月)仕事をしたのち、派遣先で正社員として雇用される仕組みです。
いわゆる「お試し期間」を経て、派遣先と本人が合意すれば、派遣先に直接雇用されるというものです。
紹介予定派遣の案件は、一般に募集されている案件にくらべたら「少ない」です。ただ、募集案件に載せていない派遣先の会社もあるので、派遣会社のスタッフに確認してみるのもいいですよ。
実際に働いて「仕事内容」や「職場の雰囲気」などを考慮して、派遣先の会社に転職するのかを決められるのがメリットです。また、雇用後の給料や待遇面など、自分からは直接聞きにくいことも、派遣会社が派遣先に問い合わせてくれるので安心です。
詳しくは「派遣から転職「紹介予定派遣」で正社員を目指す道!」も、ぜひ参考にしてみてください。
正社員登用制度に応募する
企業の中には「正社員登用制度」というものを実施しているところもあります。これは、パートや契約社員、派遣社員などが、正社員へ応募しやすくなる制度です。
現在、派遣として働いているなら、派遣先の会社にこの制度があるかどうか、まずは確認してみましょう。
まだ派遣の仕事を探している途中なら、正社員登用制度がある派遣先へ応募してみてもいいです。こちらも募集案件に載せてない派遣先もありますから、派遣会社に問い合わせてみてください。
「応募期間」「応募条件」などは、あらかじめ調べておくといいです。派遣されてはみたものの、応募条件に該当していなければ本末転倒ですから。
詳しくは「派遣先の「正社員登用制度」に応募して正社員を目指す!」で解説していますので、よければ参考にしてください。
「無期雇用派遣」に切り替える
派遣会社に直接雇用してもらい、派遣先で仕事をする仕組みです。無期雇用派遣というのは、正式には「常用型派遣」と呼ばれるものです。
派遣先の契約が切れて、新しい派遣先を紹介されるまでの待機中も、派遣会社から「給料が支払われる」のがメリットです。
もちろん「働く意欲」がないと、無期雇用派遣には切り替えてもらえません。派遣会社のスタッフにも、日頃から働く意欲をアピールしておきましょう。
詳しくは「正社員だけど派遣?常用型派遣(無期雇用派遣)で収入の不安を解消!」を、ぜひ参考にしてみてください。
40代で正社員を目指すのは厳しいが、無謀ではない
40代での転職(正社員雇用)というのは、現実的に厳しいのは間違いありません。ですから、それなりの準備やリサーチがとても大切になってきます。
今回紹介した「紹介予定派遣」「正社員登用制度」「無期雇用派遣」は、一般の派遣よりも正社員になりやすい道です。
年齢という厳しい現実をクリアするには、スキルアップはもちろんですが「人柄」も大切になってきます。ぜひ、派遣会社のスタッフとも、日頃からコミュニケーションを取っておきましょう!