BLOG No. 49
派遣先からパートで雇用したいと言われたとき注意すること
派遣先の会社から「パートで雇用したい」と言われたとき、即答することだけは避けましょう。まずは一旦保留して、派遣会社に確認をしてください。
このように、派遣先から「パートでの直接雇用(直雇用)」を打診されたとき、注意しておくポイントがいくつかあります。
- 派遣会社は知っているか
- 時給はいくらになるか
- 仕事内容は変わらないか
以上のことは、とても重要なポイントです。必ずしも、派遣先に雇用してもらったら安定するとは限らないので、安請け合いで返事をしないほうが得策です。
直雇用のデメリットについて「派遣から直雇用の誘いを受けたら要注意!デメリットを知っておこう」で詳しく解説しています。
派遣会社に話は通っているのか
そもそも、派遣先が直雇用をするというのは「派遣会社からスタッフを引き抜く」行為です。派遣会社が何も知らないのに、本人に直雇用の誘いがあるというのは、やはり注意が必要になります。
派遣先による直雇用というのは、派遣会社にとって「得することは何もない」ので、あまり行われない行為だからです。
実態のよく分からない会社ほど、派遣会社との関係性を無視して直雇用の話をしてくるので、まずは派遣会社に相談してください。
それでも、直接雇用の話をもらうということは、それだけスキルが認められている証拠ですから、自信を持ってくださいね。
時給はいくらになるのか
時給についても、必ず確認しておきましょう。聞きにくい場合は、派遣会社を通じて問い合わせてもいいです。
派遣の時給というのは、一般的に「交通費」や「ボーナス」を盛り込んでいるので、パートやアルバイトの時給よりも高く設定されています。
時給だけでなく、交通費などについても、しっかり聞いておくことがポイントです。
仕事内容は変わらないか
仕事の内容についても、必ず確認しておきたいポイントです。
直接雇用された後、じつは「仕事内容が変わってしまう」ということも、十分に起こり得ます。仕事内容に関しても、派遣会社を通じて問い合わせするといいです。
スキルを必要とされて雇用されるのか、人員不足の穴埋めで雇用されるのかでは、時間の経過とともに待遇で差が出てくるのは明白です。
本当に必要とされて直雇用されるのか、それを見極めるのは大変です。派遣会社のスタッフとしっかり話し合いをするといいです。
まずは派遣会社に相談を
派遣先からの直接雇用は、関係性を築いた会社同士では、あまり行われないことです。とくに、派遣会社を通さず直接雇用の話があったときは、必ず派遣会社に相談してください。
給料や待遇面についても、派遣会社を通じて確認してもらいましょう。
直接雇用されると、派遣会社という後ろ楯がなくなります。現実的な話をすると、残念ながらパートやアルバイトは足元を見られやすいです。
美味しい話に乗って、派遣先の直雇用に応じてしまうと、後々後悔することになる可能性もありますので、まずは派遣会社に相談をしましょう!