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派遣で働くと税金の天引きには注意!
所得税と住民税で違いがあります


派遣で仕事をするとき、税金の天引きには注意をしておきましょう。

派遣で働いて納める税金には「所得税」と「住民税」の2つがあり、住民税については天引きされないケースも出てきます

すでに派遣会社で働き始めているなら、給料明細でチェックするか、派遣会社に問い合わせしてみましょう。

住民税については、天引きされないこともあり、知っておかないと後々トラブルになるので注意が必要です。

天引きされるのは「源泉徴収(所得税)」「住民税」

給料から天引きされる税金は「所得税」と「住民税」なんですが、一般的に「源泉徴収」と呼ばれているものは「給料から天引きされる所得税」のことです。

派遣会社には源泉徴収義務というものがあるので、毎月の給料が一定額を超えたら「源泉徴収(給料から天引き)」されることになります。

【所得税の天引き】

  • 月の給与所得が「88,000円」を超えると源泉徴収される
  • 年間の給与所得が「103万円」以下なら、非課税となる
  • 年末調整で税金の還付が受けられる
  • 年末調整ができないときは確定申告をすれば還付金を受け取れる

【住民税の天引き】

  • 前年の所得(1月~12月)に応じて算出された税額を、6月~翌年5月にかけて毎月支払う
  • 前年の所得が「100万円」以下のときは、非課税となる
  • 天引きされるかどうかは、派遣会社によって異なる

住民税が天引きされることを「特別徴収」といい、住民税を自分で支払うことを「普通徴収」といいます。

自分で支払う「普通徴収」は、一括もしくは、四分割での支払いになるので、毎月天引きされる「特別徴収」よりも、一回に支払う負担は大きくなります。

税金は待ってくれないので、突然の出費に慌てることも出てきます。住民税の納税方法については、派遣会社に確認をしておくといいですよ!

派遣会社には「住民税」を天引きする義務がない

前述したとおり、住民税については派遣会社が「徴収する義務」がないので、それぞれの会社によって対応が異なります。

住民税も天引きされる(特別徴収)ならいいのですが、給料から天引きしない派遣会社もあります。そうなると、自分で住民税の支払いを行う必要があるので、気をつけましょう。

所得税は天引きされているど、住民税は天引きされていない、ということもありますので、一度「給料明細」をチェックしてみてください。

住民税の天引きには要注意!

正社員で働いていたときは、住民税についても天引きされているのが当たり前だったので、派遣で働くようになったら、住民税については注意しておきましょう。

  • 天引きされていると思い込んでいたら、じつは天引きされていなかった・・・
  • そして、いきなり「納税通知書」が届いた・・・

こういうケースは、ホントよくあります。

役所から納税通知書が届いて「大慌てする」ということを避けるためにも、住民税の支払いには注意が必要です。不明な点があれば、派遣会社に問い合わせてみましょう。

また、派遣会社に登録するときは、事前に住民税の取り扱いについて質問しておくといいですよ。

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