BLOG No. 4

派遣で働くとき税金はどう払うの?
意外な落とし穴があります


派遣で仕事を見つけて働きたいんだけど、税金ってどうやって払ったらいいんだろう

  • 会社が払ってくれるの?
  • 自分で払わなきゃいけないの?

税金の未払いって法律違反になるから、ちょっと不安ですよね?
ちなみに、支払う税金は「所得税」と「住民税」です。

今回は「派遣で働いたときの納税方法」についてお答えします。

所得税:派遣で働いたときに発生する税金①

まず「所得税」についてですが、これは雇用主(派遣会社)から納税されます。
所得税を天引きした状態で給料が支払われますから、基本的には個人で支払う必要はありません

所得税の仕組みは、1月1日~12月31日までの所得を予想したものから税額が算出され、これを12で割った金額が、毎月の給料から徴収されます。

所得税を払い過ぎている場合は、年末調整や確定申告をすることで返還されます。
これについては、最後に触れておきます。

住民税:派遣で働いたときに発生する税金②

次に「住民税」ですが、こちらは少し注意が必要です。
住民税については個人で支払う「普通徴収」が一般的なんですが、派遣会社によっては「特別徴収(給料から天引き)」しているところもあります。

給料から天引きされていると思っていたら、ある日「納税通知書」が届くなんてこともあります。

こういった予想もしていない出費があると、結構つらいですよね・・・
そうならないためにも、あらかじめ派遣会社に確認するといいでしょう

住民税って、忘れた頃に請求が来るから、慌てるケースが多いです。
住民税は「翌年に自分で支払う」という認識でいると、思わぬ出費に困ることがなくなります。

年末調整・確定申告で、税金の払い戻しを受け取る(還付)

派遣で働く場合には、派遣会社が年末調整を行なってくれるので、確定申告をする必要は基本的にありません。

年末調整に必要な書類を、派遣会社に提出するだけです
一般的に、11月中旬~下旬にかけて書類を提出する派遣会社が多いようです。

また、以下の条件に当てはまる場合、税金の還付を受けられる可能性が高いので、確定申告することをおすすめします。

  • 年の途中で退職していて、年末調整までに再就職していない
  • 退職後にすぐ再就職したが、再就職先の年末調整に間に合わなかった
  • 医療費控除が適用される場合(医療費の合計が10万円または年収の5%以上)
  • 寄付金控除が適用される場合(ふるさと納税など)
  • 住宅ローン控除を初めて受ける場合
  • 生命保険料控除、出産控除などが年末調整に間に合わなかった
  • 副収入所得が20万円以下だが、源泉徴収されている
  • アルバイト先で源泉徴収されているが、年末調整を受けていない

税金のことは派遣会社に問い合わせよう!

派遣で働くときに関係する税金は「所得税」と「住民税」の2つです。
派遣会社によっては、どちらも給料から天引きされていますが、住民税は天引きされないところもあります。

住民税は後から請求が来ますから、急な出費で慌てないようにするためにも、あらかじめ派遣会社に問い合わせしておくと安心です。

また、年末調整や確定申告をすることで、税金の還付を受けられます
年末調整をしてくれるのかどうか、こちらも派遣会社に問い合わせしておくといいでしょう。

BLOG TOP

Contact                                

お問い合わせ・相談窓口


06-4868-3600

受付時間 09:00~17:00(土日祝除く)